僕の自転車遍歴2019

自転車が好き

小さい頃から自転車が好き。

好きというか、生活に絶対必要なものだったというか、自分の生活の中で自転車に全く乗ってない期間って意外にないのかも。

最近では自信を持って大好きと言える趣味の1つになりつつある自転車との関係。

生活の足としても、ちょっとのお出かけなんかにもすぐ使っちゃう自転車のある生活を送っているわけですが、自分の愛車の細かいことをダラダラ語っちゃう前に少しだけ乗ってきた自転車について振り返ってみようかなと思います。

小学生の頃に買ってもらった一台は

小学校くらいだったと思うんですけど。

自分が欲しがったのか、快適な自転車をなんとなく買い与えてみたのか。

僕が乗っていたのはGTというメーカーのマウンテンバイクでした。

真っ赤なフレームの自転車ですごくかっこよかったです、

小さい子供が乗るには若干大きめのフレームにしてあって、最初は怖かった気もしますが、小学生なんてすぐに身長が伸びて大きくなりますからね。中学校くらいには全く気にならなくなっていた気がします。

高校に入ってからは家の近くで自転車を乗る機会がほとんどなくなって、倉庫でスヤスヤ休んでいたのですが、大学生の頃だったか忘れましたが、急にスポーティな自転車に乗りたくなって、実家から下宿先まで持ってきて乗っていた覚えがあります。

なかなかの年代物のマウンテンバイクのため、そんなに良いものとは言えませんでしたが、折りたたみの自転車を大学の最初の頃から愛用していたのでずいぶん快適になって自転車で出かけることも少し増えたような覚えが。年代物の宿命ですが、時代とともに使われるパーツの種類や規格が変わっていく影響で、なかなか自分の自転車に会うパーツがなく、スタンドひとつ買うのも結構苦労したような気がします。蛍光グリーンのスタンドしか手に入らず、スプレー缶を買ってきて自分で黒くしたりしてたなあ。

大学を卒業したあたりの頃にディレイラーが壊れてしまってとうとう修復不可能に。。。

フレームだけ記念にとっておこうかなって思っていたのですが、気の早い両親がさっさと処分してくれたおかげで、手元には何も残っておりません。笑

真っ赤なフレームのマウンテンバイクを見ると懐かしい気持ちがします。多分これからもずっとすると思います。

 

自分で買ったクロスバイクが最高の相棒に。

次に乗った自転車はTOKYOBIKE(トーキョーバイク)です。

現在も大人気の自転車のブランドで、街でもよく見かけます。

トーキョーの街を快適に走ることをテーマに作られた自転車で、ちょっとスポーティにサイクリングも出来るし、普通のスポーツバイクよりも小径のタイヤを履いていたことで街乗りにも最適。トーキョーではないですが、地元の小さい街にもしっくりくるいい自転車でした。

クロモリのフレームのシンプルなデザインも好きなところで、アルミフレームのゴツいロードバイクも早そうでいいなと思いますが、やっぱりシンプルなスタイルのある自転車が大好きですね。

見た目もカッコ良かったので、友人なんかの評判もすごくて、自分の周りで自転車を買うブームがキテました。笑 やっぱり親しい人が乗ってるの見ちゃうと興味も湧くし我慢できなくなりますよね。

メンテナンスの重要性に気づく

トーキョーバイクに乗り始めてから、自転車のメンテナンスも自分で出来るようになりたいと思うようになり、チェーンの汚れを落として新しいオイルを入れてあげる作業は、この頃から習慣になってます。今ではチェーンが汚れてきて乗り心地が悪く感じたら早くチェーンメンテナンスをしたくてウズウズしてしまいます。

街で見かける錆だらけの自転車を見ると可哀想って思うようになったのもこの頃のはず。友達の自転車も綺麗にしてあげたいという謎の衝動からメンテナンスをしてあげたことも。。。変態ですね。。。

 

カスタマイズの楽しみを覚える

7年ほど乗ってきたトーキョーバイクは結構色んなところに痛みが見られるようになってきたので、意を決してガッツリパーツ交換などを行うことに。

総額6万円ほど(もう一台買える)かけて、見た目少しと駆動系の部品などを新品に交換してさらに愛着アップ。

自分だけのトーキョーバイクができてきて、こういう楽しみもあるのねと深みにハマっていきます。。。

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ディレイラーのあたりが見えなければピストかな?というようなストリートな仕上がりに。

ブルックスのサドルを買って高いパーツに対する恐怖心が少し鈍感になったり、ファッションと同じで自転車のカラーコーディネートを考えるようになったのもこの辺り。

色のバランスのためにシートポストも絶対変えたほうがいいよなとか色々妄想して決めていたのを思い出します。

 

別れは突然に。。。

大阪にも持ってきて毎日使っていたある日のこと。

置いていた場所に自転車を取りに行ったら、そこにあるはずの自転車がない。。。

うわ、撤去されたかなと思い、回収された自転車の一時預かり場に行くも見つからず、これは盗難にあったということかと愕然・・・

本当にショックだったなあ。

こうなってしまうと正直自分の手元に戻ってくる可能性は皆無。

相手はチェーンを断ち切って自転車を持って行ってしまう悪党です。

田舎の街でも盗難の被害の報告を目にすることはありましたが、まさか自分の自転車がという気持ち。

大阪の街怖いと思いつつも、こうなってしまった原因は自分にもあるので、これからは防犯についてもしっかり考えて対策を取らなければと心改めつつ、日常の足がないと話にならんということで次の一台を物色し始めるのであった、、、

 

お次はピストバイク。自転車が楽しくて仕方なくなる。

これは随分前から気づいてたことなんですが、自分が街乗りで使う自転車に変速機はいらないなということ。

ほとんど同じギアしか使わないし、ギアやディレイラーが増えるごとにメンテナンスが必要な箇所も壊れるリスクも増える。。。

答えは簡単。ピストバイクを買うこと。

もう答えは自分の中にあったのでしょう。新しい自転車を探す際にロードバイクやクロスバイクなんていうものは候補にも上ることがなく、選択肢はどのピストバイクにするかでした。

そんな中で、以前から気になったいた日本のブランドの自転車と再び出会います。

値段も比較的安めに設定してあるので、急な出費をしなければならない自分にも買える自転車ということで、結構早めに決まりました。

ちょうど楽天のスーパーセールをしていたので、ネットで購入して自宅で組み立てるなんていう今っぽい買い方にも挑戦してみました。

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そうやって手に入れた自転車が今の愛車のCARTELBIKES(カーテルバイク)のAvenue LO(アベニューロウ)です。

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逆スローピングの前下がりのフレームが特徴のピストバイクで、1インチの細めのクロモリフレームのおかげでとてもスタイリッシュな見た目。余計な装飾はせず、シンプルで流行に左右されないデザインにグッときました。本当にかっこいい。

固定ギアを選択してるので、自転車の乗り心地も劇的に変わりました。

これまで当たり前に乗ってきたフリーギアの常識が通用しないので、最初は立ちゴケをしたり恥ずかしい経験もありましたが、今は固定ギアの乗り心地の虜なので、これからもピストバイクを固定ギアで乗る日々が続きそうです。

そもそもピストって?固定ギアとは?

ピストバイクっていうのは競輪などのレースに使用されるようなシンプルな自転車のこと。変速機もギアがたくさん引っ付いたスプロケットもない、良く言うととっても潔い作りの自転車です。競輪などに使用できるNJS規格のフレームやパーツを街乗りで実際に使用される方もいますが、ここでのピストバイクはそう言うスタイルの自転車ということでいいかなと思います。

競輪に使用される自転車もそうなのですが、固定ギアというタイヤが空転しないギアを使っています。ペダルを止めたらタイヤが空転してくれるフリーギアと違って、ペダル(クランク)とタイヤがダイレクトに繋がっているので、走っている間はタイヤに合わせてクランクも回り続けるので、足を止めることはできません。その代わり、自分がペダルを踏む力がしっかりとタイヤに伝わり自転車を漕いでる感覚を強く感じます。さらにタイヤの動きが次のペダリングの後押しになってくれるので、スピードに乗ってくると強い推進力を得ることができて、自転車に乗るのがすごく楽しいと感じるようになりました。

複雑な仕組みのパーツはほとんどないおかげで、カスタマイズの幅が広いことや、メンテナンスがすごく簡単なのもピストバイクの楽しいところの1つ。

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ピストバイクは面白い。

大阪の街は自転車で走りやすい街だと思います。

上町台地という丘が市内の中心にあるおかげで、坂を避けて通れないルートに当たることが多いのが正直しんどい時ありますが。

人も車もそこまで多すぎることもないし、東京のように坂、急坂、激坂、階段、階段なんていうこともほとんどないし、道も結構綺麗なので走りやすいです。

まあ、どんな街に住んでてもあーだこーだ言いながら乗るのは変わらないと思いますが、今はほとんど毎日大阪の街を自転車で走っています。

 

ピストバイクに乗るようになってから、自転車の仕組みにも理解が深まり、パーツの交換や調整、細かいところのメンテナンスも自分でできる部分が増えました。

今で乗り始めて2年くらいですが、前輪の盗難被害なども乗り越え、大切に大切に乗っています。

最近壊れたパーツの交換を行ったり、前から使ってみたかったパーツを勇気を出して購入してみたりとカスタマイズの方もかなり進行してきて、購入時と同じパーツを使ってるのは、

・ヘッドパーツ

・シートポスト

・リアのホイール

・ペダル

・フレームとフォーク

・リアコグ

なんとコレだけ。笑

その代わり、購入時の乗り心地からは飛躍的に良くなってて、愛着もすんごいあります。

まだまだやってみたいこともあるし、自分でイジれるようになりたいパーツもあるし、なんなら次に乗りたいフレームも決まってるという自転車ライフを送ってます。

ピスト完成車って売られてはいますが、色んなパーツを自分で吟味して組み合わせて自分好みの一台に出来るのもピストバイクの楽しいところ。

カーテルバイクの自転車を大阪の街でも見ることが時々ありますが、皆それぞれのカスタマイズをして乗ってて面白いです。

ピストバイクは本当に面白いし奥が深いです。

 

さいごに

誰が興味あるのか知りませんが、自分の自転車遍歴を思い出しながら書く作業は結構面白かったですよ。笑

カメラと同じくらい長く続いている趣味の1つの自転車なので、コレからも少しずつ自分の自転車周りのことも紹介させてもらおうかなと思います。

ちなみに、余談なのですが。

僕は職場で一番元気が良くて疲れた顔してるとこを本当に見たことがないって皆から言われています。(一部では危ないクスリに手を出してるんじゃないかと噂されるほどw)

そんな元気で疲れ知らずな体を保てているのも、日頃から生活の中にある自転車のおかげなのかなと思っています。

自転車に乗ってる人は元気で明るくて活発な人が多い。

もし周りにいる友人や知人のことを思い出して当てはまっているようなら、自転車って結構良いもんなのかもしれませんよ。

購入時から変わり果てた今の自転車の姿も近々紹介できたら良いなと思っているので、また暇つぶしに見に来てみてください。

 

今日も最後まで読んでいただいてありがとうございます。

最近雨の日が多くて自転車に乗れてないのがストレス。。。

そんなデメリットもあると思います。。。みたいな

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